2016年05月06日
ニューロッドで良型キス好釣!!
5月5日こどもの日、先日まずまずだった南島原を再び訪れて好調のキスを狙って釣行した。
この日は大潮で朝に満潮となる絶好のコンディション、なので期待も高まっているが少しだけ心配事もある。
また水温もやや低めに推移していたようなのでキスの抱卵状況も遅れているようだ。
先日は魚体がこの時期としてはスリムなものが多かったので、食欲が改善し回復して来ている事を期待していた。
朝5時過ぎあたりが明るくなり始め頃に実釣開始とした。

本日のタックル
今日は先日入手し、ガイドならびにリールシートを取り付けたN社のキス竿ゼロサムキス410タイプ1を初めて実釣に使用してみた。
リールはサーフリーダーCI4、道糸PE08、改造デルナー27号、ハリス1.7号アスキス9号4本針とした。
娘はいつも通りのツインパワ〜405CX、Z45T、改造デルナー30号、同様の2本針だ。
元気な砂虫を針に付けて第一投、やや軽めに振って5色付近に投入した。
潮はやや早めに左から右に流れていてまずまずの動きのようだが、風は右から左と逆方向でコンディションとしては65点くらいだろうか。
半色程さびいたところでググンッと強いアタリと同時に竿先が大きく引き込まれる。
竿を送って合わせるとうまく針がかりし強い引きが続いたので慎重に回収。
重さと引きの強さからこれはスーパージャンボクラスか?と期待を膨らませてリールを巻くと、水面下に白い影が・・・
だが残念なことにキスではなく30センチ足らずのシログチだった。
娘の方はアタリはあるけども魚が針がかりしないと嘆いている。
待ったり竿先を送ったりと前回同様に工夫しているようだがなかなか苦戦していた。
私の方も第二投目は同様にアタリが何度かあったが針掛かりせずスバリで回収する。
昨年の同時期のような荒食いを期待していたが、どうやら先日同様に食い込みが浅いようだ。
そこで前回会得した対策を講じてみることにした。
三投目は6色地点に投入して着底後直ちにさびきを開始する。
もたもたしていると海毛虫が針がかりする可能性が高いので、ゆっくりでも動かし続けたほうがいい。
リールのハンドルを3回転程させた辺りで魚信があり、魚の引きに合わせて竿先を送る。
そこで少し止めて次のアタリでほんの僅かの合わせを入れゆっくりしたサビキを繰り返す。
この時はアタリが連続してどうやら群れの中を上手く仕掛けが通過したようであった。
回収すると20オーバーのキス3連で、新しいキス竿の入魂を最高の形で完了できた。

3尾のうち1尾だけが針を飲んでいたが、他の2尾は唇に綺麗に針がかりしていた。
次の投入あたりからやや風が強まったものの大きな影響はなく、単独ながらも20オーバーのキスを連釣したが娘の方はたまに18センチサイズを上げるものの苦戦を続けていたので、針を交換し対策をアドバイス。
するとポツポツながらもキスを釣り上げ始めた。
8時を過ぎると潮の流れが緩み始め、それとともにアタリも遠のきポツポツの状態になってしまった。
潮が速い時には掛からなかった海毛虫も針がかりすることもあってやや膠着状態となったが、なんとか1尾1尾を拾いながらゲットしつつ数を伸ばしていく。
本日の圧巻は・・・というような大きな変化はなかったが、まずまずの数を揃えていく事ができた。
天気が良い祝日ということもあって家族連れを含め釣り人が増えて辺りが賑やかになってきたし、そこそこの数が揃ったので午前10時過ぎには釣りを終了した。
ところでニューロッド『ゼロサムキス』の感想だが、細身で一見華奢にもみえるが見かけと裏腹に鋼性は高いようだ。
振り始めはググッとバット部分から大きく曲がる感じだが決して柔らかい訳ではなく、錘をしっかりと胴に乗せる感じだ。
キャストし振り止めた瞬間に反発力が炸裂!というような感覚だった。
場所が狭く錘を引きずれない場所だったが、垂らしを長めにとっても振り抜きやすさを感じた。
キスのアタリは明確に伝えてくれ、微かな前アタリもしっかり伝えてくれる。
もう一つ特筆すべきなのが針掛かりである。
結構飲ませたつもりでも針は唇に掛かっている事がほとんどだった。
サビク途中で2連3連と掛けたつもりでも回収途中で暴れ、針外れで魚が逃げてしまい1尾のみという事が何度もあった。
魚体の大きさ、活性度による食い込みの状況、潮流による抵抗の大きさなどで状況は変わると思うが、針のチョイスは釣果に大きく影響すると思われた。
どちらかといえば大針向きかもしれないので、9号以上を多用する私には向いているかも。
ガイドの取り付けは自分で行ったが、大きな荷がかかった時のロッドの曲線は自分的には綺麗な曲がりだったと思えるので、まあまあの工作だったと自己満足(笑)
オールドタックルしか使った事がない自分が初めて使う高反発の高級ロッドなので他の製品との比較はできないが、なかなか味のあるロッドだと感じた。
次回は砂浜でフルキャストしてみたい。
本日の釣果
キス 33匹 23〜20:21尾 〜18:7尾 〜16:5尾


10尾重量
先日よりも太った魚体が多く、重量も大きくなっている。
中でも卵や白子がかなり大きくなっている魚体が10尾ほど含まれていた。
本日の料理
キス出汁のすまし汁・天ぷら・カルパチョ風サラダ 残りは開きのストック


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この日は大潮で朝に満潮となる絶好のコンディション、なので期待も高まっているが少しだけ心配事もある。
また水温もやや低めに推移していたようなのでキスの抱卵状況も遅れているようだ。
先日は魚体がこの時期としてはスリムなものが多かったので、食欲が改善し回復して来ている事を期待していた。
朝5時過ぎあたりが明るくなり始め頃に実釣開始とした。

本日のタックル
今日は先日入手し、ガイドならびにリールシートを取り付けたN社のキス竿ゼロサムキス410タイプ1を初めて実釣に使用してみた。
リールはサーフリーダーCI4、道糸PE08、改造デルナー27号、ハリス1.7号アスキス9号4本針とした。
娘はいつも通りのツインパワ〜405CX、Z45T、改造デルナー30号、同様の2本針だ。
元気な砂虫を針に付けて第一投、やや軽めに振って5色付近に投入した。
潮はやや早めに左から右に流れていてまずまずの動きのようだが、風は右から左と逆方向でコンディションとしては65点くらいだろうか。
半色程さびいたところでググンッと強いアタリと同時に竿先が大きく引き込まれる。
竿を送って合わせるとうまく針がかりし強い引きが続いたので慎重に回収。
重さと引きの強さからこれはスーパージャンボクラスか?と期待を膨らませてリールを巻くと、水面下に白い影が・・・
だが残念なことにキスではなく30センチ足らずのシログチだった。
娘の方はアタリはあるけども魚が針がかりしないと嘆いている。
待ったり竿先を送ったりと前回同様に工夫しているようだがなかなか苦戦していた。
私の方も第二投目は同様にアタリが何度かあったが針掛かりせずスバリで回収する。
昨年の同時期のような荒食いを期待していたが、どうやら先日同様に食い込みが浅いようだ。
そこで前回会得した対策を講じてみることにした。
三投目は6色地点に投入して着底後直ちにさびきを開始する。
もたもたしていると海毛虫が針がかりする可能性が高いので、ゆっくりでも動かし続けたほうがいい。
リールのハンドルを3回転程させた辺りで魚信があり、魚の引きに合わせて竿先を送る。
そこで少し止めて次のアタリでほんの僅かの合わせを入れゆっくりしたサビキを繰り返す。
この時はアタリが連続してどうやら群れの中を上手く仕掛けが通過したようであった。
回収すると20オーバーのキス3連で、新しいキス竿の入魂を最高の形で完了できた。

3尾のうち1尾だけが針を飲んでいたが、他の2尾は唇に綺麗に針がかりしていた。
次の投入あたりからやや風が強まったものの大きな影響はなく、単独ながらも20オーバーのキスを連釣したが娘の方はたまに18センチサイズを上げるものの苦戦を続けていたので、針を交換し対策をアドバイス。
するとポツポツながらもキスを釣り上げ始めた。
8時を過ぎると潮の流れが緩み始め、それとともにアタリも遠のきポツポツの状態になってしまった。
潮が速い時には掛からなかった海毛虫も針がかりすることもあってやや膠着状態となったが、なんとか1尾1尾を拾いながらゲットしつつ数を伸ばしていく。
本日の圧巻は・・・というような大きな変化はなかったが、まずまずの数を揃えていく事ができた。
天気が良い祝日ということもあって家族連れを含め釣り人が増えて辺りが賑やかになってきたし、そこそこの数が揃ったので午前10時過ぎには釣りを終了した。
ところでニューロッド『ゼロサムキス』の感想だが、細身で一見華奢にもみえるが見かけと裏腹に鋼性は高いようだ。
振り始めはググッとバット部分から大きく曲がる感じだが決して柔らかい訳ではなく、錘をしっかりと胴に乗せる感じだ。
キャストし振り止めた瞬間に反発力が炸裂!というような感覚だった。
場所が狭く錘を引きずれない場所だったが、垂らしを長めにとっても振り抜きやすさを感じた。
キスのアタリは明確に伝えてくれ、微かな前アタリもしっかり伝えてくれる。
もう一つ特筆すべきなのが針掛かりである。
結構飲ませたつもりでも針は唇に掛かっている事がほとんどだった。
サビク途中で2連3連と掛けたつもりでも回収途中で暴れ、針外れで魚が逃げてしまい1尾のみという事が何度もあった。
魚体の大きさ、活性度による食い込みの状況、潮流による抵抗の大きさなどで状況は変わると思うが、針のチョイスは釣果に大きく影響すると思われた。
どちらかといえば大針向きかもしれないので、9号以上を多用する私には向いているかも。
ガイドの取り付けは自分で行ったが、大きな荷がかかった時のロッドの曲線は自分的には綺麗な曲がりだったと思えるので、まあまあの工作だったと自己満足(笑)
オールドタックルしか使った事がない自分が初めて使う高反発の高級ロッドなので他の製品との比較はできないが、なかなか味のあるロッドだと感じた。
次回は砂浜でフルキャストしてみたい。
本日の釣果
キス 33匹 23〜20:21尾 〜18:7尾 〜16:5尾


10尾重量
先日よりも太った魚体が多く、重量も大きくなっている。
中でも卵や白子がかなり大きくなっている魚体が10尾ほど含まれていた。
本日の料理
キス出汁のすまし汁・天ぷら・カルパチョ風サラダ 残りは開きのストック


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2016年05月06日
ジャンボは出ずとも良型好釣
今回の記事は一度削除してしまい復元不可だったが、拙ブログの読者の方のご好意で再生することができた。
たまぽんたさん、ありがとうございました。
5月1日、前日に引き続き南島原はS港での釣りになる。
朝8時前に到着しポイントに向かったが、残念!好ポイントには先着がいた。
後に話を聞くと、早朝5時から釣りをしていたそうだ。
徹夜で場所取りでもしない限り地元民には勝てず、仕方なく手前のポイントで始めることにした。
8時の時報がなった頃に第1投、5.5色付近で着底した。
本日は長潮で潮があまり動かず、且つ下げ止まり付近だったのでどうかなと思ったのだが、先行者の方はポツリポツリと上げているようだった。
様子を見ていると2色付近でポイントが近い。
そのせいかサイズは18センチクラスのようだった。
本日のタックルはいつも通りファイセラ425DX・サーフリーダーCI4-35・フロートシンカー27号(手製遊動天秤)ハリス1.7号2本針 娘もいつもので、ツインパワー405CX・Z45T・改造デルナー30号・仕掛けは同じで挑戦である。
投入後じっくりとサビいて様子を見たが、アタリがない。
消波ブロック基部までじっくりと寄せてみたのだが、1投目はノーシグナルだった。
先に釣り上げたのは娘で、18センチクラス、これが今日のレギュラーかなと思ったのだが・・・
2投目でやっと私の竿にアタリが来て、これは20センチ弱クラス。
距離は5色付近だったが、どうやら今日のポイントは2カ所に分かれているようだ。
その後二人とも同サイズを追釣したがアタリが少ないので大きく移動し、ベストポイントの奥側で竿を出すことにした。
先行の方に伺うと、朝5時から竿を出しているがぼちぼちとのこと。
そうは言いながらも良型混じりで釣り上げているようだ。
私よりも年配だったが非常にダイナミックなフォームでキャストしている。
ただ非常に柔らかい竿を使っているので、飛距離があまり出ていないのが残念に思えた。
また、アタリがあっても針がかりしないことが多いと話していたので、攻略法を考ええつつ移動した。
第二ポイントに到着して早速第1投、今度も5.5色付近に着底した。
そこからさびき始めると半色もしないうちにコンッとした前アタリがあり、そこで止めて次のアタリで竿先を送るとうまく針がかりした。
回収すると20センチオーバーの良型である。
次も同様に狙ってみると今度も上手くいって同サイズを追加した。
その次も同様に狙ってまたまた20センチクラスを追加だ。
どうやら今日のパターンはこれのようだ。
18センチクラス前後の小型を追加していた娘にこの方法を教えたが、前アタリを上手くつかめずアタリはあるものの針がかりしない状況が続き、手前のポイントで小型を掛けるパターンである。
さて、調子よく5匹ほどを連続した時にその事件は起こった(などと大げさな事ではないが) キャストした瞬間にバシッと大きな音がしてオモリの手応えが消えた。
なんだ?と思いつつ糸を回収してみると、なんと天秤+オモリがなく砂ズリだけがその先にあった。
天秤のアイの半田が破損して砂ズリが抜けたようだ。
高価なフロートシンカーをロストしてしまった・・・残念。
仕方なく天秤を改造デルナーにチェンジし、仕掛けも4本針に変更した。
干潮から上げに変わって長潮とは言いながらも潮が流れ始め、徐々に活性が上がってきたのかアタリが大きくなってきた。
しかし食い込みの悪さは相変わらずで、連掛けしたと思って回収しても途中で外れてしまったり、目の前でバイバイとなることも少なからずあった。
そこで針をビクトルキスの9号に交換して連掛けに挑戦することにした。
当初ほど20オーバー良型ばかりとはいかなくなったがそれでも18センチ以上はあり、全く不満はない。
順調に数を伸ばして良型キスのアタリと引きを楽しんだ。
午前11時前には30匹とまずまずの数を確保したので、砂浜での釣査のためにここS港での釣りを終了し車移動15分余りのM浜に向かった。
M浜に到着して早速釣りを開始した。
タックルは先ほどと同様で、暑さで元気が無くなってきていたエサを洗ったりしているうちに娘は早速第1投、いきなり竿引きのアタリがきたが取れなかったと悔しげに言った。
すぐにエサを付け替えて同じ所に投入し、私は根ぎわに投入して大型のアタリを待った。
よし今度は掛けたと言いながら娘が回収を始めたが、ぐんぐんと首を振る様子も伝わって楽しそうだ。
もしかしたら尺オーバー?などと期待を込めて見守っていると、尺どころか35センチはある。
バンザーイ!!・・・とキスならなるところだが、まあそう上手くはいかず姿を見せたのはマゴチだった。
リリースするか持ち帰るか迷ったが、持ち帰ることに決めたようだ。
砂浜では16〜19センチ4匹と20オーバー5匹の計9匹を釣り上げて午後1時半に釣りを終了。
帰ってからの調理もあるので、早めに帰宅することにした。
帰宅後今日の釣果を調べてみると、S港では30匹で23〜20センチが15匹、〜18センチが9匹、それ以下〜16センチが6匹だった。
総重量は1769グラムと、魚体がちょっと痩せてはいたが20オーバーの良型率が高くなかなかの釣りだっただろう。

今回は25オーバーの大ギスには出会えなかったものの、良型ギス快釣だった。
もう少し後になり産卵期が近づけば例年丸々と肥えて来るしジャンボクラスも接岸して来るので、その時期が楽しみになる。
本日の料理 キスとマゴチの刺身、キスの天ぷら、キスとマゴチのアラ出汁の澄まし汁。
残りは開きのストックになりました。 ごちそうさま

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たまぽんたさん、ありがとうございました。
5月1日、前日に引き続き南島原はS港での釣りになる。
朝8時前に到着しポイントに向かったが、残念!好ポイントには先着がいた。
後に話を聞くと、早朝5時から釣りをしていたそうだ。
徹夜で場所取りでもしない限り地元民には勝てず、仕方なく手前のポイントで始めることにした。
8時の時報がなった頃に第1投、5.5色付近で着底した。
本日は長潮で潮があまり動かず、且つ下げ止まり付近だったのでどうかなと思ったのだが、先行者の方はポツリポツリと上げているようだった。
様子を見ていると2色付近でポイントが近い。
そのせいかサイズは18センチクラスのようだった。
本日のタックルはいつも通りファイセラ425DX・サーフリーダーCI4-35・フロートシンカー27号(手製遊動天秤)ハリス1.7号2本針 娘もいつもので、ツインパワー405CX・Z45T・改造デルナー30号・仕掛けは同じで挑戦である。
投入後じっくりとサビいて様子を見たが、アタリがない。
消波ブロック基部までじっくりと寄せてみたのだが、1投目はノーシグナルだった。
先に釣り上げたのは娘で、18センチクラス、これが今日のレギュラーかなと思ったのだが・・・
2投目でやっと私の竿にアタリが来て、これは20センチ弱クラス。
距離は5色付近だったが、どうやら今日のポイントは2カ所に分かれているようだ。
その後二人とも同サイズを追釣したがアタリが少ないので大きく移動し、ベストポイントの奥側で竿を出すことにした。
先行の方に伺うと、朝5時から竿を出しているがぼちぼちとのこと。
そうは言いながらも良型混じりで釣り上げているようだ。
私よりも年配だったが非常にダイナミックなフォームでキャストしている。
ただ非常に柔らかい竿を使っているので、飛距離があまり出ていないのが残念に思えた。
また、アタリがあっても針がかりしないことが多いと話していたので、攻略法を考ええつつ移動した。
第二ポイントに到着して早速第1投、今度も5.5色付近に着底した。
そこからさびき始めると半色もしないうちにコンッとした前アタリがあり、そこで止めて次のアタリで竿先を送るとうまく針がかりした。
回収すると20センチオーバーの良型である。
次も同様に狙ってみると今度も上手くいって同サイズを追加した。
その次も同様に狙ってまたまた20センチクラスを追加だ。
どうやら今日のパターンはこれのようだ。
18センチクラス前後の小型を追加していた娘にこの方法を教えたが、前アタリを上手くつかめずアタリはあるものの針がかりしない状況が続き、手前のポイントで小型を掛けるパターンである。
さて、調子よく5匹ほどを連続した時にその事件は起こった(などと大げさな事ではないが) キャストした瞬間にバシッと大きな音がしてオモリの手応えが消えた。
なんだ?と思いつつ糸を回収してみると、なんと天秤+オモリがなく砂ズリだけがその先にあった。
天秤のアイの半田が破損して砂ズリが抜けたようだ。
高価なフロートシンカーをロストしてしまった・・・残念。
仕方なく天秤を改造デルナーにチェンジし、仕掛けも4本針に変更した。
干潮から上げに変わって長潮とは言いながらも潮が流れ始め、徐々に活性が上がってきたのかアタリが大きくなってきた。
しかし食い込みの悪さは相変わらずで、連掛けしたと思って回収しても途中で外れてしまったり、目の前でバイバイとなることも少なからずあった。
そこで針をビクトルキスの9号に交換して連掛けに挑戦することにした。
当初ほど20オーバー良型ばかりとはいかなくなったがそれでも18センチ以上はあり、全く不満はない。
順調に数を伸ばして良型キスのアタリと引きを楽しんだ。
午前11時前には30匹とまずまずの数を確保したので、砂浜での釣査のためにここS港での釣りを終了し車移動15分余りのM浜に向かった。
M浜に到着して早速釣りを開始した。
タックルは先ほどと同様で、暑さで元気が無くなってきていたエサを洗ったりしているうちに娘は早速第1投、いきなり竿引きのアタリがきたが取れなかったと悔しげに言った。
すぐにエサを付け替えて同じ所に投入し、私は根ぎわに投入して大型のアタリを待った。
よし今度は掛けたと言いながら娘が回収を始めたが、ぐんぐんと首を振る様子も伝わって楽しそうだ。
もしかしたら尺オーバー?などと期待を込めて見守っていると、尺どころか35センチはある。
バンザーイ!!・・・とキスならなるところだが、まあそう上手くはいかず姿を見せたのはマゴチだった。
リリースするか持ち帰るか迷ったが、持ち帰ることに決めたようだ。
砂浜では16〜19センチ4匹と20オーバー5匹の計9匹を釣り上げて午後1時半に釣りを終了。
帰ってからの調理もあるので、早めに帰宅することにした。
帰宅後今日の釣果を調べてみると、S港では30匹で23〜20センチが15匹、〜18センチが9匹、それ以下〜16センチが6匹だった。
総重量は1769グラムと、魚体がちょっと痩せてはいたが20オーバーの良型率が高くなかなかの釣りだっただろう。

今回は25オーバーの大ギスには出会えなかったものの、良型ギス快釣だった。
もう少し後になり産卵期が近づけば例年丸々と肥えて来るしジャンボクラスも接岸して来るので、その時期が楽しみになる。
本日の料理 キスとマゴチの刺身、キスの天ぷら、キスとマゴチのアラ出汁の澄まし汁。
残りは開きのストックになりました。 ごちそうさま

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