2011年05月04日
大ギスボコボコ上がったか? 後編
さて5月1日の日は暮れて、豚バラ塩焼き弁当で腹を満たしたあと半夜釣りに望む事にした。
場所はM浜駐車場下のスロープ。
道具を担いで浜に降りると・・・何と何とうねりが高くてスロープの上の方まで駆け上がってくる。
これでは波打ち際には近づけない。
ゴゴーッ、ドドドーッ、ザバーンと、引き波と寄せ波がぶつかり合って激しい音を立てている。
ごくたまに寄せるバカ波は足下近くまで這い上がってちょっと危険。
波を避けるために後ずさりするが、1色近くは損をしているに違いない。
安全第一で波が来ない位置で餌を付けて第一投。
向かい風に押されて4色ほどしか飛ばないが、仕方ないと糸を張って待つものの、薄暗くなっていく中での激しい波音はちょっと怖い。
そんな苦労をしながら釣っていても掛かるのは海草のクズばかり。
満潮近くになって思いがけず足下まで波が寄せたのを機に釣りを終了した。
しかしまだ時間があるので思い切って移動を決めた。
15分ほど車を走らせてついたのは南A港。
車を降りると結構風もあり寒かったのでレインスーツを着込む事にした。
これは正解で、寒さを感じないですんだ。
道具を担いで波止先端を目指すと、なにやらボウッとした明かりが宙を舞っている。
こんな寒いのに火の玉か?海で亡くなった人の亡霊か!?
・・・んな訳がなく、先行者の電気浮きの明かりだった。
昼間なら近くに寄らせてもらう事も出来るが、真っ暗な中では危険も多いのでかなりの距離を取って釣り座を構える。
青緑色の竿先ライトの光をボーッと眺め続けたが、唯一穂先を揺らしたのはちぎれたワカメのみ。
こうして今日の釣りはバルチック艦隊よろしく撃沈に終わった。
時間は10時を回ったのでシートを倒し寝袋にくるまって寝る事に決めた。
5月2日朝4時半に出発。
この日コラボ予定の千葉在住のK原さんとの待ち合わせ場所へと向かう。
駐車場に着き車を停めてから目覚ましついでに近くのコンビニまで歩き氷のプレートを購入。
クーラーに治めてエサその他の準備を済ませスタンバイ。
道具仕立ては前日と同じで、
赤サーフⅡにZⅡ、デルナー天秤30号、針は競技キスの10号を使用してフグに備える事にした。
ちょっと時間があったので助手席に座っているとパトカー登場。
駐車場をぐるっと回って私の車のとなりに停車した。
二人のお巡りさんが私の方に来て職務質問。
もちろん何もやましい事はないのでゆっくりお相手しました(^_^)v
感じたのは『若いなぁ』二人とも30歳前じゃないかな?
昔のおまわりさんはおっさんみたいなのが多かったが…それだけこっちが年取ったって事か(笑)
時間が来てK原さんと合流。
メールでは1年以上のお付き合いがあったが、実際に会うのは初めてだった。
挨拶を済ませた後、釣り談義に花を咲かせながらまずは『ジャンボの浜』を目指して歩く。
前日に比べると随分波が治まって釣りやすそうだ。
浜に降り立って一通りポイントの説明をするも、砂の量が大幅に減っていて以前とは様子が変わっているのであまり役に立たない気がした。
岩場の沖の定置網は撤去されていて、網と思われるブイも前日よりもっと沖にあった。
何はともあれ準備を済ませて第一投となった。

私は回転が苦手なのでV字投法でフルキャスト、風は向かい風少々だが着底で6色ちょいがやっとだ。
そこからゆっくりとさびき始めたが、5色付近にあるはずのかけ上がりがなくなっているようで波紋の抵抗のみが続く。
4~5投ごとに少し移動してキスを探したが、キスからの魚信は届かなかった。
K原さんは関東でならした腕で遠投を決め超低速でさびいている様子だ。

ずっと移動しながらキスを探ったがアタリはなく、エサさえも取られない状況が続く。
最期にブロック際に移動して根際をねらったが、掛かってきたのは小さいフグのみ。

結局フグさえも殆ど釣れないままにM浜に移動する事に決めた。
その後M浜でもキャストを続けたが、こちらは海草のクズばかりに終わった。
底荒れで海底に広がった海草が回収する度に錘や針に絡んでくる。
この浜でK原さんが見た目15センチほど?のキス2尾を釣ったものの次のN浜に移動する事にした。
N浜は前日ほど高くはないが、やや高いうねりがまだ寄せ続けていて濁りも取れていない様子だった。
期待を込めてキャストするものの、疲れが出始めた私の飛距離はがた落ちでやっとこさ5色半。
それでも何とかキスの顔を見たいと、やや強まった向かい風の中キャストを続けた。
そんな期待に応えてくれたかと思ったが顔を見せたのはまたしてもイソベラ。

数投しては移動、また数投しては移動と広い砂浜をくまなく探る。
離岸流を見付けて投入した仕掛けをさびいていると4色付近で一瞬違和感を感じた気がした。
回収してみると待望の尺・・・の3分の1ほどしかないピンギス。

さあこれからだと気合いを込めて投入すると明確なアタリ!
回収中も抵抗を見せるので期待を膨らませながら引き揚げてみると、これが自身で上げた4尾目の『ギマ』
K原さんは先程からギマの連チャンらしく3連もあったそうだ。

朝6時から6時間の間釣り続けたが結局二人でピンギス3匹の結果だった。
水温が不安定なのもあるが、先日来の暴風と高波で底荒れが激しく濁りやゴミの量も多かったのがキスが寄っていない原因だと思われる。
K原さんは昨年このN浜でジャンボを含む良型を釣っているので、キスが釣れない場所ではない事をご存じである。
ただ今年の気候の不順の影響もまた大きいのではないかと思う。
GWの期間中だというのに肌寒い気候も普通ではない。
あと半月ほどはキスも接岸しないのかも知れない。

片付けの最中に写真を撮らせて頂いた。
K原さん、本日はお疲れ様でした。
大ギス持っての記念撮影でなかったのがちょっと残念でした。
今回は色々とありがとうございました。
またこちらへ来られる事がありましたらジャンボギスをねらいましょう。

場所はM浜駐車場下のスロープ。
道具を担いで浜に降りると・・・何と何とうねりが高くてスロープの上の方まで駆け上がってくる。
これでは波打ち際には近づけない。
ゴゴーッ、ドドドーッ、ザバーンと、引き波と寄せ波がぶつかり合って激しい音を立てている。
ごくたまに寄せるバカ波は足下近くまで這い上がってちょっと危険。
波を避けるために後ずさりするが、1色近くは損をしているに違いない。
安全第一で波が来ない位置で餌を付けて第一投。
向かい風に押されて4色ほどしか飛ばないが、仕方ないと糸を張って待つものの、薄暗くなっていく中での激しい波音はちょっと怖い。
そんな苦労をしながら釣っていても掛かるのは海草のクズばかり。
満潮近くになって思いがけず足下まで波が寄せたのを機に釣りを終了した。
しかしまだ時間があるので思い切って移動を決めた。
15分ほど車を走らせてついたのは南A港。
車を降りると結構風もあり寒かったのでレインスーツを着込む事にした。
これは正解で、寒さを感じないですんだ。
道具を担いで波止先端を目指すと、なにやらボウッとした明かりが宙を舞っている。
こんな寒いのに火の玉か?海で亡くなった人の亡霊か!?
・・・んな訳がなく、先行者の電気浮きの明かりだった。
昼間なら近くに寄らせてもらう事も出来るが、真っ暗な中では危険も多いのでかなりの距離を取って釣り座を構える。
青緑色の竿先ライトの光をボーッと眺め続けたが、唯一穂先を揺らしたのはちぎれたワカメのみ。
こうして今日の釣りはバルチック艦隊よろしく撃沈に終わった。
時間は10時を回ったのでシートを倒し寝袋にくるまって寝る事に決めた。
5月2日朝4時半に出発。
この日コラボ予定の千葉在住のK原さんとの待ち合わせ場所へと向かう。
駐車場に着き車を停めてから目覚ましついでに近くのコンビニまで歩き氷のプレートを購入。
クーラーに治めてエサその他の準備を済ませスタンバイ。
道具仕立ては前日と同じで、
赤サーフⅡにZⅡ、デルナー天秤30号、針は競技キスの10号を使用してフグに備える事にした。
ちょっと時間があったので助手席に座っているとパトカー登場。
駐車場をぐるっと回って私の車のとなりに停車した。
二人のお巡りさんが私の方に来て職務質問。
もちろん何もやましい事はないのでゆっくりお相手しました(^_^)v
感じたのは『若いなぁ』二人とも30歳前じゃないかな?
昔のおまわりさんはおっさんみたいなのが多かったが…それだけこっちが年取ったって事か(笑)
時間が来てK原さんと合流。
メールでは1年以上のお付き合いがあったが、実際に会うのは初めてだった。
挨拶を済ませた後、釣り談義に花を咲かせながらまずは『ジャンボの浜』を目指して歩く。
前日に比べると随分波が治まって釣りやすそうだ。
浜に降り立って一通りポイントの説明をするも、砂の量が大幅に減っていて以前とは様子が変わっているのであまり役に立たない気がした。
岩場の沖の定置網は撤去されていて、網と思われるブイも前日よりもっと沖にあった。
何はともあれ準備を済ませて第一投となった。

私は回転が苦手なのでV字投法でフルキャスト、風は向かい風少々だが着底で6色ちょいがやっとだ。
そこからゆっくりとさびき始めたが、5色付近にあるはずのかけ上がりがなくなっているようで波紋の抵抗のみが続く。
4~5投ごとに少し移動してキスを探したが、キスからの魚信は届かなかった。
K原さんは関東でならした腕で遠投を決め超低速でさびいている様子だ。

ずっと移動しながらキスを探ったがアタリはなく、エサさえも取られない状況が続く。
最期にブロック際に移動して根際をねらったが、掛かってきたのは小さいフグのみ。

結局フグさえも殆ど釣れないままにM浜に移動する事に決めた。
その後M浜でもキャストを続けたが、こちらは海草のクズばかりに終わった。
底荒れで海底に広がった海草が回収する度に錘や針に絡んでくる。
この浜でK原さんが見た目15センチほど?のキス2尾を釣ったものの次のN浜に移動する事にした。
N浜は前日ほど高くはないが、やや高いうねりがまだ寄せ続けていて濁りも取れていない様子だった。
期待を込めてキャストするものの、疲れが出始めた私の飛距離はがた落ちでやっとこさ5色半。
それでも何とかキスの顔を見たいと、やや強まった向かい風の中キャストを続けた。
そんな期待に応えてくれたかと思ったが顔を見せたのはまたしてもイソベラ。

数投しては移動、また数投しては移動と広い砂浜をくまなく探る。
離岸流を見付けて投入した仕掛けをさびいていると4色付近で一瞬違和感を感じた気がした。
回収してみると待望の尺・・・の3分の1ほどしかないピンギス。

さあこれからだと気合いを込めて投入すると明確なアタリ!
回収中も抵抗を見せるので期待を膨らませながら引き揚げてみると、これが自身で上げた4尾目の『ギマ』
K原さんは先程からギマの連チャンらしく3連もあったそうだ。

朝6時から6時間の間釣り続けたが結局二人でピンギス3匹の結果だった。
水温が不安定なのもあるが、先日来の暴風と高波で底荒れが激しく濁りやゴミの量も多かったのがキスが寄っていない原因だと思われる。
K原さんは昨年このN浜でジャンボを含む良型を釣っているので、キスが釣れない場所ではない事をご存じである。
ただ今年の気候の不順の影響もまた大きいのではないかと思う。
GWの期間中だというのに肌寒い気候も普通ではない。
あと半月ほどはキスも接岸しないのかも知れない。

片付けの最中に写真を撮らせて頂いた。
K原さん、本日はお疲れ様でした。
大ギス持っての記念撮影でなかったのがちょっと残念でした。
今回は色々とありがとうございました。
またこちらへ来られる事がありましたらジャンボギスをねらいましょう。

Posted by nage_yama at 15:38│Comments(4)
│釣行記
この記事へのコメント
投げ山さん、こんにちは(^^)
去年もそうだったと思うのですが、今年の春も寒い&風が強い&うねりが高いですね。こちら宮崎でも海底どころか海岸線の様子が変わった場所もいくつかあります。
今回は、残念な結果に終わってしまったみたいですが、キスそのものが居なくなることはありませんので、もうしばらくの辛抱、でしょうかね〜。。。
去年もそうだったと思うのですが、今年の春も寒い&風が強い&うねりが高いですね。こちら宮崎でも海底どころか海岸線の様子が変わった場所もいくつかあります。
今回は、残念な結果に終わってしまったみたいですが、キスそのものが居なくなることはありませんので、もうしばらくの辛抱、でしょうかね〜。。。
Posted by gottie at 2011年05月04日 17:37
gottieさん、こんばんは。
確かに去年もそうだったようですね。
本格的に大きいのが釣れ出したのは連休明けからでした。
温暖化だと言われながら水温が低かったり不安定なのは何故でしょうね。
まあこんな事もあるさと気分を変えて、チャレンジです。
確かに去年もそうだったようですね。
本格的に大きいのが釣れ出したのは連休明けからでした。
温暖化だと言われながら水温が低かったり不安定なのは何故でしょうね。
まあこんな事もあるさと気分を変えて、チャレンジです。
Posted by 投げ山 at 2011年05月04日 20:32
お疲れ様でした!
ギマ、一度も釣ったことないです(>_<)釣って食べてみたいんですよね!羨ましいです!
ギマ、一度も釣ったことないです(>_<)釣って食べてみたいんですよね!羨ましいです!
Posted by T中 at 2011年05月06日 15:26
T中さん、こんにちは。
ギマは群れでいたようで同行の方は3連含めて6~7尾は釣ってたようでした。
ただ型が小さかったですね。
私が最初に釣ったのはF堀港で、25センチほどありました。
煮付けにして食べましたが、あまり印象には残っていません。
カワハギに似ていたような、いないような・・・
ギマは群れでいたようで同行の方は3連含めて6~7尾は釣ってたようでした。
ただ型が小さかったですね。
私が最初に釣ったのはF堀港で、25センチほどありました。
煮付けにして食べましたが、あまり印象には残っていません。
カワハギに似ていたような、いないような・・・
Posted by 投げ山 at 2011年05月06日 17:25
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